駿河雛具(するがひなぐ)は、16世紀、今川氏が現在の静岡県の駿河の大名であった時代にすでに生産されていました。 温暖多湿な気候と、久能山東照宮や浅間神社の造営等をきっかけに全国から導入された高度な技術を応用して、江戸時代に定着した漆器作りの一分野として雛具作りが発達しました。
木地、漆、蒔絵、金具等の工程を分業化することで、手工芸でありながら、大量の製品を作ることができました。 また、江戸や京都等の大消費地の中間にあるという有利な立地条件を活かして発展してきました。